猫がなりやすい皮膚の病気
猫がなりやすい皮膚の病気として有名なのが、アレルギー性皮膚炎という病気で、数々の要因によって症状が出てくる恐れがあります。
例を挙げると、アレルゲンとなる成分や虫類を摂取・吸引してしまったことが原因となる場合が多いのですが、ダニやノミを退治すればガードできる可能性が高まります。
根本的な対策として、猫が過ごすところは少しでも清潔さをキープしてあげましょう。
掃除をこまめに行い、空気を汚れたままにしないように気を付けるだけでも、大方のアレルギー性皮膚炎から回避できると知られています。
かゆそうなそぶりを見せたり、赤みや湿疹が見られたら、動物病院に一度連れて行くことをおすすめしますが、とりわけノミが原因のものが多くあり、簡単には阻止できないとの認識もされています。
ノミは寒さに弱いのですが、室内で飼われている猫の場合は冬なども暖房がきいた場所で過ごすことになるので、ノミも同様にして活発に動くことのできる空間にいるのです。
飼い主ができるノミ対策としてはブラッシングが挙げられますが、ノミを排除できるブラシが販売されているので、そうしたものを利用するようにしましょう。
猫が普段寝ているところは、いつも清潔にしておくと、ノミとは別の諸々の病気を予防することが可能です。
病気ではなくても皮膚に異変が起こることもありますが、起こりやすいのがストレス性の脱毛です。
毛繕いのしすぎで毛が抜けてしまうことがほとんどですが、ストレスが根底にあるのならそれ自体を吹き飛ばしてあげるようにすれば症状を軽減させることができます。