猫の脳に関連した病気
人間を例にしても脳に関連した病気については非常に危険であるように、猫の場合にも生命の危機になってしまう病気です。
飼い主がしっかり健康管理を行って、異常があれば病気の可能性を疑うようにすることが、早期的な対処へと結びつくのです。
脳に関係のある病気は数多くありますが、てんかんなども有名な症状で、倒れ込んだ状態で手足が固まり、筋肉が引きつってしまい症状が重ければ口から泡を吹いてしまう猫というのも中にはいます。
てんかんの症状が一回でも発生すると、その後もてんかんは起こってしまうものと考える必要があるでしょう。
放置していると発作の頻度が上がってしまうため、一旦症状が出たなら、動物専門の医師に診断してもらうと良いでしょう。
症状は少なくとも3分の間に消えることが多いのですが、5分を超えても症状が治まらないようであれば死亡してしまう可能性もありますので、すぐに獣医に診てもらう必要があります。
脳炎というのも脳にまつわる猫の病気で、初期症状を見逃してしまう可能性が高い病気と言えるため、日々異変がないか観察することが重要です。
深刻化しないと脳炎を疑わない決定的なわけは、症状が風邪とそっくりだということが挙げられますが、専門家でもないのに風邪だと見なしてしまうのは間違いです。
症状が進行する前なら、少しの薬物療法で回復することもあるため、早い時期に様子がおかしいことに感づき後遺症が残らないようにしてあげることが大切です。
飼っている猫が脳の病気になってしまった際には、これまでしたことがない行動をとるケースがあるので、それらを見逃さないようにしなければなりません。